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似てるけどそれぞれ違います

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2016.10.26

似てるけどそれぞれ違います

 
授業にちょいちょい出てくる事があるこの記号達・・・

■ダブルクォーテーション 【 ” 

■シングルクォーテーション【 ’ 

■バッククォーテーション (バッククォート)【 ‘ 

特に、シングルクォーテーションとバッククォーテーションはよく似ています。
テキストに書かれていても、どっちなのかが解らないなんて事が結構ありますね~。

さて、この記号はそれぞれどんな意味なのでしょうか?

環境変数を一例として挙げると解りやすいので、環境変数PATH で説明をします。

まずはダブルクォーテーション
ブログ1

→環境変数【PATH】の中身が展開されます。

 
そしてシングルクォーテーション
ブログ2

→そのまま、中の文字が表示されます。

上記で解る通り、ダブルクォーテーションの場合はその中の文字が変数の場合、それを展開してくれる特性があり、シングルクォーテーションはその中の文字をそのまま展開します。

バッククォーテーションはシングルクォーテーションと似ているので間違えやすいですが
また違った動きをします。

例えば
ブログ3

と実行すると、くくった文字がコマンドの場合、コマンドとして打ち込んだ場合の結果が出力されます。
ですので、これをシングルクォーテーションでくくると・・・
ブログ4

文字として認識されるので、その内容がそのまま展開されます。

まとめると

【”】ダブルクォーテーション=囲った変数の中身を出力させる
【’】シングルクォーテーション=囲った中身を文字列として出力させる
【‘】バッククォーテーション=囲った中身がコマンドの場合、コマンドとして処理をする 

となりますね。

授業で使用しているテキストですと、シェルスクリプトの章で説明されている内容なのですが
LPIC101の問題の範囲として実際テストに出てくるので、こちらは早目に抑えておくと良いのではないでしょうか。
 

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