インタビュー

利用者の声  〜エンジニアカレッジ卒業生 オオエさん〜

卒業生インタビュー

2019.03.22

利用者の声  〜エンジニアカレッジ卒業生 オオエさん〜

個別インフラ研修卒業生のオオエさんにお話しをお伺いしました!

1.新卒で営業をやるも激務で退職 30歳手前で技術職への転職にいきついた

【Q】エンジニアを目指す前のご経歴を教えていただけますか?

私は小学生の頃から吹奏楽部に入っていまして、中学時代も継続して吹奏楽部で活動していました。中学の時は、「自分たちの代で全国に行こう!」と部員みんなで言っていて、暑苦しいくらい熱かったと思います(笑)平日も土日も全部練習をして、季節ごとに行われる大会に出場していました。中学3年生の時は県で一番大きな大会に出場して、その吹奏楽部ではじめて銀賞をとることができました。
高校は自分の行きたいところが成績的に無理だとわかってから、高校受験のやる気がなくなってしまったんですが、夏休みにカナダに短期留学できるところがあり、その点にひかれて受験をして入学することになりました。高校では、入学当初は勉強に燃えていたんですが、この時もまた吹奏楽部に入って、中学と同じく部活中心の生活を送っていましたね。
大学は、社会人になった時に役立つと思って経営学部を志望していて、その中でも幅広く経営について勉強できる大学に進学しました。2年生の頃からゼミに入ったんですが、その時はゼミの中でも一番活動的と言われていたところを選びました。学生主体で動いていくゼミで、市民祭りや商店街の祭りを活性化する為にはどうすればいいのかを、実際に祭りに参加することで実証したり、新聞会社が購読者を増やす為にはどうすればいいかという案を一般募集していたのでそれに応募したりしました。大学では大学生でしかできないことをやろうと思っていたので、中高でやってきた部活はもういいかなと思い、勉強やアルバイトに専念してましたね。
就職活動となった時は、やりたいことが漠然としていて、でも独立できて、かつ親も養えるようになりたいと思っていたので、給与のいいところで選んでいまして、総合不動産会社に入社することになりました。あと、私は人見知りでコミュニケーション力をつけたいと思っていたので営業職を希望し就業しました。入った会社では、精神的にだいぶ鍛えられたと思います。個人のお客様にどんどん電話をしていくんですが、見ず知らずの人に声をかけて話をするということができるようになったと思いますね。ただ、勤務が朝8時から夜8時まで、その後もお客様にお手紙を書いたりで、いつも帰るのが終電、かつ土日も隔週勤務だったりと、結構激務でして…。それで、1年ほどたった頃に体調を崩してしまい、退職することになってしまいました。
それからは、体調が良くなるまではしばらく正社員としての就業は控えようと思い、アルバイトをして過ごしました。輸入食品店と輸入家具店、調味料販売店の3つを経験しまして、それぞれ接客・販売を担当しました。前職でかなり鍛えられていたので、お客様と臆せず話せるようになっていて、かつ何か言われた時にもぱっと返せるようになっていましたね。輸入家具店と調味料販売店では、お客様から言われたことに対して単純に答えればいいのではなく、お客様お一人お一人の要望にあわせて自分で考えて対応していく必要がありましたので、自分の接客レベルも上げることができたのではないかと思います。
仕事は充実していたんですが、ただ、もうすぐ29歳になるということを思った時に、このままで大丈夫なのかな、と思うようになりました。接客業はどんなに頑張ってもお給料が20万円もいかないというところが多かったので、この状態で30歳になっていいんだろうかと考えたんです。周りにも転職を考えている友人が多くて、一緒に話をしている中で、事務は人気があって難しいし、営業はハードでかつ当たりはずれがある、そうなると技術職が一番いいんではないかということになって。周りでSEの人結構多くかったんですが、皆それぞれしっかりと仕事をして独立をしていてかっこいいなと思っていました。それで、私もエンジニアを目指そうと考えるようになりました。
そこからITの勉強ができるスクールを探したんですが、どこも学費が高くて、学費をためているうちに自分は30歳になってしまうなと…。そんな中で、インターノウスさんのIT研修を見つけまして、無料でしたし、あと就職のサポートもしてくださるとのことでいいなと思い、申し込みをさせていただきました。

2.自分にはできないんじゃないかと不安を抱えた中でのスタート でも、少しずつ手ごたえを感じられるようになっていった

【Q】インフラ個別研修での勉強はいかがでしたか?

最初は自分ができるかどうか、すごく心配でした。はじめの説明会の時に、担当してくださったインターノウスの方から大丈夫ですとよ言われたんですが、自分が初のダメだった人間になってしまうんではないかと思ったりしましたね。
授業は私のシフトにあわせて、講師の方にその都度調整してもらいました。講師の方は、すごくわかりやすく、それに親身になって教えてくださいました。
はじめはただ、Linuxをいじれたことがうれしくて、ファイルを作ったりディレクトリを作ったりできる度に楽しかったです。はじめは不安だったんですが、やっていく中で少しずつ手ごたえを感じるようになっていって、自分でもできそうだと思えるようになりました。
授業の一番最後にWebサーバーの構築を行ったんですが、何も見ないで作るのはまだ難しくて、家でも自分で作ったりと、今も復習をしています。

3.キャリアコンサルタントが自分の要望をもとに企業とマッチング スムーズに就活を進められた

【Q】研修後の就職活動はいかがでしたか?

インターノウスのキャリアコンサルタントの方がかなり親身になってサポートをしてくれました。これまでの経歴について、全部正直に話させてもらったんですが、それに対して適格なアドバイスをしてくださったので、話して本当に良かったと思います。
私のことを下にみないで対等に接してくれて、すごく真面目な対応をしてくれました。正直、そんなに気を使わないで話してくれてもいいのにな、と思いました(笑)
面接は、キャリアコンサルタントの方が私のアルバイトの空いている日にどんどん設定しれくれたので助かりました。あと、事前に私の入社したい会社の要望も細かくヒアリングしてくれていて、それにあった会社とマッチングをしてくださったので、内定までスムーズに進むことができたと思います。5社ほど面接を受けて、最終的に2社から内定をいただくことができました。
入社を承諾させていただいた会社は、そこまで大きな規模ではなく、段階を踏んでステップアップしていくことができ、かつ人の雰囲気もいいところで、私の要望にマッチしていたんです。
入社後は、まずはお客様先に常駐し、ヘルプデスクからスタートする予定です。営業の方が使っているPCの不備に対応する仕事で、難しいものは上の方に連絡をしたり、自分で解決できるものであれば、自分で解決するというものです。
今後は、働かせていただいている環境で1人前になることを常に目指していきたいと考えています。資格も取得しながら、着実に段階を踏んでいって、会社に貢献できるようになりたいですね。そうして、エンジニアとして長く働いていきたいと考えています。

4.心が折れる時もあるかもしれないけれど、気持ちさえあれば可能性は開ける

【Q】これからエンジニアを目指している方に、アドバイスをお願いします!

仕事との兼ね合いで勉強していけるかですとか、年齢的にもうだめかもしれないと心配される方が多いかもしれません。でも、エンジニアへの気持ちがあるのであれば、その気持ちが熱いうちに行動するのがいいと思います。私も、昔は大学のIT系の授業は全部コピペで乗り切っていたような人間ですが、それでも今回、エンジニアとして内定をもらうことができましたので。
あと、面接に進んだ時ですが、企業様によっては厳しいことを言われるところもあるかと思います。私はある企業様の面接の際、担当の方から、エンジニアはあなたには難しいからこれまで通り接客をやっていった方たいいですとか、年齢的にもう結婚した方がいいと言われ、その時は気持ちが打ち砕かれたようになりました。でも、しばらくたってから冷静になって考えると、勉強をしてこなかった自分が悪いんだと考え、その面接の後にはCent OSの参考書を買って改めて勉強をしたりしました。
不安もあったり、その後進んだ後も大変なことがあって気持ちが折れてしまうこともあるかもしれませんが、エンジニアになりたいという気持ちがあれば可能性は十分あると思いますので、頑張ってください!

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