インタビュー

利用者の声  〜エンジニアカレッジ卒業生 マツハシさん〜

卒業生インタビュー

2019.03.22

利用者の声  〜エンジニアカレッジ卒業生 マツハシさん〜

個別インフラ研修卒業生のマツハシさんにお話しをお伺いしました!

1.大手航空会社のグループ企業に入るも過酷な就業環境 元々目指していたエンジニアへ再チャレンジ

【Q】エンジニアを目指す前のご経歴を教えていただけますか?

中学生の頃は、実は学校の成績は赤点ばかりでした(笑)。でも、高校1年生の時に、オーストラリアに10日間ほどホームスティに行くことがあって、その時の経験が自分の視野を広げてくれたんです。中学までは決まった友達とのコミュニティだけでしたが、新しい世界があることを知ることができたんですよね。その時は、英語は全然話せなかったんですが、英語で授業を受けるのが楽しいと感じて、そこから勉強することが好きになりました。高校2年生の時にもイギリスに2週間ほど行きまして、この時は全寮制の学校だったんですが、中国・タイ・カナダなど色んな国の方がいて。しかも、彼らはすごく優秀で、自分よりもすごい人がいるということが、勉強することへの更なるモチベーションになりました。
海外を経験してからは、勉強にしっかりと取り組むようになりまして、1年かけて高校で大学受験に力を入れている進学クラスに入りました。
高校卒業後は、一浪して国立を目指したんですが、ちょうど受験の時にはしかにかかって受験ができなくなってしまったんです。高卒で就職するのもどうなんだろという家族の考えから、通信制の大学を勧めてもらい、そこに進学することになりました。はじめの頃は、この大学を卒業しても就職できるかわからなかったので、全然勉強する気にならなかっです。ただ、専攻したのが教養学部で自分のやりたいことを勉強できたので、次第に授業が面白くなっていき、2年生のころからはしっかりと勉強に取り組むようになりました。
大学とあわせて、ホテルでのアルバイトも始めまして、平日の夜と土日にフルで働きました。ホテルを選んだのは、自分で学費を稼ぐ為に時給が高い仕事がよかったというのと、高校の時の留学の経験から、海外に通じる仕事をしたいと思っていたからです。仕事では、最初はすごく怒られて、怒鳴られることもあったんですが、自分が仕事ができるようになると頼りにしてくれるようになっていって。アルバイトでしたが、社員の方の忘年会にも呼んでもらうことができました。どんな環境にいても、結局は自分次第なんだなと、アルバイトを通して学びました。
大学生のころの就職活動では、ホテルと航空業界に絞って受けました。就職の為に、自分で学費を出してエアラインスクールにも通って、1年かけて英語・数学・国語を勉強したり、身だしなみについて学びました。最終的には内定をいただいた大手航空会社のグループ会社に契約社員として入社することができました。
入社後は、ビジネスクラスのラウンジでの接客業務を担当しました。学生時代のホテルのアルバイト経験が活きたのか、入社して3ヶ月目にはビジネスクラスからファーストクラスのラウンジ担当に、同期の中で私1人だけが移ることができました。
接客が好きですので仕事自体は楽しかったです。ただ、実は離職率がすごく高い職場でして、勤務時間が早朝からだったり夜中を過ぎてしまうことがあったりと、ずっと続けていくには厳しい環境でした。勤務して1年後には契約社員から正社員登用の希望が出せるんですが、ここで正社員になるのはどうなのかな…と思いまして。それで、転職することを考えたんです。
この時は、ITエンジニアを考えました。実は、私の父親が大手メーカーのエンジニアで、業界では結構活躍している人なんです。最近は新卒から入った大手メーカーを辞めて、外資系の大手ITコンサルティング会社に転職しました。そんな父親を見て育ったので、その影響はすごく大きくて、私自身もレベルの高い、専門性のある仕事をしたいと思っていたんです。
実は、新卒の時もITの会社は受けたんですが、その時は受からなかったんです。その時に、未経験からIT業界に入ることは難しいんだと身をもって感じていました。なので、まずはITの勉強が必要だと思ってスクールを探すことからスタートしました。その時に、インターノウスさんと、あともう1社他のスクールを見つけて検討したんですが、最終的にはインターノウスさんにお願いすることにしました。無料で勉強できるのが大きかったのと、あとはカレッジ紹介サイトに掲載されている卒業生の方々のインタビューを読んで安心できると思ったからです。

2.仕事と並行できるマンツーマンの個別研修で勉強 毎回理解度をチェックしてもらった

【Q】インフラ個別研修での勉強はいかがでしたか?

私がカレッジでの勉強を始めたいと思った時は、まだ会社に入って半年ほどでしたので、すぐに仕事を辞めることはできないと思っていました。ですので、仕事を続けながらの勉強を希望していました。かつ、自分の変則的な勤務体系に合うコースは『インフラ個別研修』でしたので、こちらを受講させていただくことにしました。
授業は、仕事が休みの平日に受けたり、土日にも対応してもらいました。講師の方にマンツーマンで教えてもらうんですが、授業のはじめに毎回、前回の内容を復習する為の問題を出していただいて、常に自分の理解度をチェックしてもらいました。
内容は暗記系が多かったです。個別は通学と比べて授業時間数が少ない分、授業時間外でも自分で主体的に勉強していく必要がありました。
授業の中で、IPアドレスの構築をして、実際に自分のサイトが出来上がった時には感動しましたね。苦戦したのはviエディターの操作で、覚えることが多く、今でもまだ自分の課題です(笑)。
講師の方はとてもフレンドリーで、最後まで楽しく勉強することができました。

3.服装など、一から就職サポートを受ける 行きたいと思える会社に出会えた

【Q】研修後の就職活動はいかがでしたか?

まずは、インターノウスのキャリアアドバイザーの方から、対面でと、チャットワークでのやり取りによる就職活動に向けたサポートをしていただきました。チャットワークのやり取りでは、いつも迅速に返答していただくことができました。あとは、就職の時の服装ですとか、もう忘れてしまっていた基本的なことも一から教えていただきました。
就職活動が始まってから、全部で2社面接を受けました。他にも選考が進んでいる会社はあったんですが、1社目に受けた会社がすごくいいと感じて、そちらからご内定をいただいた時点で内定を承諾させていただきました。
1社目に受けた会社というのは、面接なのに全然面接という感じがしなくて。はじめに人事の方が2名出てこられたんですが、私に質問をするのではなく、まずは自分たちの自己紹介ということでプライべートのことを話してくれたんです。その後に社長もいらっしゃったんですが、やっぱり面接特有の圧迫感はなかったですね。私の経歴とか趣味を聞いてくれたんですが、人柄を見てくれていると感じました。
お話を聞いていると、社員の方々は優しさをお持ちなだけではなく、社員をしっかり成長させていこうという考えを持っていることもわかり、とても魅力的な会社だと思いました。
正直、もう少し他の会社を受けてもよかったかなとは思いますが、ご内定をいただいた時点でなるべく早くお返事をしたいと思い、他の選考は全て辞退して入社を決めさせていただきました。
あと、会社には女性もいらっしゃって、その方々も3年以上働いているということで、長く働いていけると感じたのと、あとは社内を見させていただいた際、社内図書というIT関連の書籍を社員が自由に借りることができる大きな本棚がありまして、お互いに共有して勉強しあっていることを知り、それも魅力に感じました。

【Q】これからどのようになっていきたいですか?

まずは、基礎をしっかりと固めていきたいと思っていまして、それには最低でも3年は必要だと思っています。ですので、3年後、5年後、10年後と先を見据えて、その年ごとの計画をたてて、着実に成長していきたいと思っています。今は資格の勉強をしています。
そしてゆくゆくはですが、エンジニアチームのリーダーを目指していきたいです。知識とスキルが豊富にあるというのは大前提で、私は周りに優しくありたいと思っています。過去の仕事の経験からなんですが、叱ったり厳しくしたりすることで、辛いと思って辞めてしまう方は多いと思うんです。せっかく興味を持って入った人が辞めてしまうことは残念ですので、そうではなくて、やる気を持って仕事に取り組めるようにしたいと思っています。優しくというのは、相手と同じ目線になって接っしていくということで、例えば、何かにうまくいかないで苦戦している人がいたら、「私もはじめの頃は同じ様にうまくいかなったけど、こうやったらうまくいったから、こんな風に取り組んでみたらいいんじゃないかな」といった風に、アドバイスができるようになりたいですね。
IT業界は本当に奥が深く面白いですので、この先はずっとIT一本でやっていきたいと思っています。

4.エンジニアの勉強は大変 でも、目の前のことだけを考えないで、長期的に考えたら頑張れる

【Q】これからエンジニアを目指している方に、アドバイスをお願いします!

ITエンジニアの存在をどこかで知って、興味を持ったけれど、知らない分野なのでそこから行動できないという人が、実際は多いんじゃないかと思います。ただ、Time is moneyというように、時間は本当に貴重なので、エンジニアに挑戦できないという手遅れな状態になる前に、動いた方がいいと思います。未経験ならなおさらですね。
勉強を頑張れるかは、長期的に物事を考えられるかどうかが大事になると思います。はじめは勉強は大変ですが、そこでもうダメだと目の前の状況だけを見て諦めてしまうんではなくて、その先の、スキルを身に付けられた時や、エンジニアとして就職できた時、エンジニアとして仕事をしている時のことを考えて、長期目線で考えていくといいと思います。そうすることで、頑張って勉強に取り組んでいけると思います。
もちろん最初は苦労すると思いますが、やるしかないと思います。少しでも興味を持ったのであれば、是非動いてみてください!

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