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技術外ですが…

研修風景

2015.10.07

技術外ですが…

今月よりまた新たな取組みを始めました。
こちらのエンジニアカレッジは二ヶ月の研修後に就職活動を行う流れになっているのですが、
中には『面接が苦手だ!』という方がいらっしゃいます。
そもそも『得意です』と胸を張って言える人は少ないですよね。

一言で苦手だと言っても様々な理由があると思います。

『あがり症で思っている事が上手く言えない』

『感情が表に出にくくて、相手にいい印象を与えられない』

『緊張すると頭の中が真っ白になる』

等々。
そんな方に少しでも強みを持って欲しい気持ちで、先日からLPICの資格取得支援制度を始めましたが、
もっと出来る事は無いかなと考えました。
面接対策はもちろんしっかり行っていますが、もっと前の段階から皆さんに気持ちの準備を
して貰うには…と考えた結果、授業の合間にNLPを利用した簡単な講座を開く事にしました。

(NLPをご存知で無い方はすみません…ここで説明すると長くなるので、個人で調べて見てください)

当カレッジの講師がNLPを学んでいたこともあり、折角の知識を活かさない手はない!と言う事で
今月からちょこちょこと始めています。

時間は大体20分~40分。
様々な観点からコミュニケーションスキルの向上と、信頼関係の築き方を生徒同士で実践して貰います。

因みに本日行った内容は『バックトラッキング』と呼ばれるもので

・二人一組になり、一方が相手に話をする(話題は週末の出来事など、何でも)。
・聞き手側は初め、相手が話している内容に反応(頷いたり、目を合わせたり)しないようにする。

そうすると、話し手は『自分の話を理解してくれていない?』と不安に感じますよね。
そして次は、会話の内容に合わせて反応して貰うようにします。

その印象の違いを実感して貰うのです。 

バックトラッキングとは、相手の話に同調したり、頷いたり、オウム返しをしたりする事で
相手との距離を縮める手法です。

『この間○○に行ったんだ~』 『へぇ、○○に行ったんだー』

『△△を食べに行ってー』 『△△食べたんだ!美味しかった?』

といった感じですね。
これにより話し手は安心感が強まり会話も弾んでいきます。

そして、一番重要なことなのですが
【会話のテクニックを磨く】のではなく、【相手に関心を持って接する気持ち】
を育てる事に意味があります。

いくらテクニックを磨いても、心から興味関心を持って接しないと相手に見え透いてしまいます。
皆さんも営業のセールス等に遭った時に
『この人、思ってもない事を口にしているな…』
と思った事はありませんか?

それは相手が【会話のテクニック】を持ち過ぎていて、その中に【気持ち】が無いんですね。
なので透けて見えてしまうんです。
…という様な事を説明しつつ、講座を開いています。
初めは戸惑いがちだった生徒さんも、回数を重ねる毎に慣れてきたようです。

今月から始まった取組みなので、面接の助けになるのかはまだ分からないのですが
少なくとも教室内の雰囲気は明るくなって来た気がします。

技術力は確かに必要なのですが、それと同じくらいにコミュニケーション能力は求められます。
エンジニア業界に限らず、ほぼ全ての企業で採用選考に重要視するもので『コミュニケーション能力』が挙げられます。

少しでも受講生の皆さんがスムーズな就職活動が出来る様に
こちらで出来る事、力になれる事を提供出来ればと思います。

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