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DNSサーバ

Linux講座

2015.03.26

DNSサーバ

段々と春の陽気になってきましたね。
関東でも桜の開花が発表されたそうで、今週末はお花見日和になりそうですね。

しかし、それと平行して我々に襲い掛かるスギ花粉…
花粉症本番で自分は辛い日々を送っています。

さて、今回はどんな内容を書こうかなぁと思ったのですが、
丁度カレッジではDNSサーバの構築の実習を行っているので、このサーバについておさらいしようかと思います。

そもそもこのDNSサーバ。
私はここで働き始めるまでその存在を知りませんでした。
(まぁ、他のサーバも名前を聞いた事がある位でその働きを理解していた訳ではありませんが…)

どの様な働きをするのかと言いますと、
【IPアドレスとドメインを対応させて相互解決をしてくれる】のです。
因みにその事を【名前解決】と言います。

例えば、我が社インターノウスのホームページのドメインは『www.internous.co.jp』です。
しかし、実際はIPアドレスという数字とドットの組み合わせで構成されています。

↓こんな感じです↓
【112.78.210.199】

そして、更に細かいことを言いますと、コンピューターの世界は二進数です。
上記のアドレスも我々人間に理解しやすいように変換しているので、この数字を二進数に変換するとこうなります↓
【01110000.01001110.11010010.11000111】

これを覚えるのは一苦労ですよね。

ドメインというのは、この様な数字の羅列であるネットワーク上の住所に、覚えやすい意味のある名前を付けてあげているのです。
最近はYahoo!やGoogleなどの検索エンジンが主流になっているので、直接ドメインを入力する機会も少なくなっていますが
しかしながらこのドメイン(アドレス)を使用するのが大前提ですよね。
そんなIPアドレスと、ドメインの紐付けを行ってくれるのがこのDNSサーバなんです。
このサーバに

『www.internous.co.jp は 112.78.210.199 ですよ』という対応表が記載されているので

①このサイトを閲覧したい人がwebブラウザからURLを入力をする
②閲覧(情報を取得)するにはそのサイトのIPアドレスが必要。DNSサーバに名前解決の依頼
③このドメインのIPアドレスを管理しているサーバから返答
④IPアドレスが取得できたので、そのアドレスにブラウザからアクセスをする
ざっくりと説明するとこんな感じです。
本当にざっくりとです。

なので、次回から更に詳しくDNSサーバの仕組みについて説明していきたいと思います。

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