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【#】コメントアウト

Linux講座

2016.02.10

【#】コメントアウト

こんにちは。
日々少しずつ暖かくなってきていますね。
今年はもう雪も降らなさそうで、カレッジ近くの梅の花も咲き始めました。

花粉症の薬は服用開始したので何時でもばっちこいです。

さて、今日はコメントアウトについて。 

こちらで用意しているテキストではシェルスクリプトの授業の時に教えていますが、
その他の基本操作の部分でも時折出てきます。

Linuxの様々な設定ファイルで使用されるコメントアウト。
シェルでは【#】を使用します。

そもそもコメントアウトとは

プログラムのソースコードや設定ファイルなど、
部分的に修正する時に、その部分を実際に消してしまうのではなく、
【コメント化】する事で一時的に機能しないようにする仕組みです。
コメント化とは
設定ファイル内に人間の為に覚え書きとして挿入された注釈文の事。

例えば、そのプログラムを作った本人であれば
『○○な理由でこのファイルを作成していて、△△すれば××な動きをする~』
など判っていますが
それ以外の人たちはその内容を見ただけではすぐに判りません。
なので、その説明文も一緒にファイル内に書き込んでしまう訳です。

しかし、説明文を書き込んだままだとプログラムを実行した時にLinuxがその部分も読み込んでしまいます。
そうすると上手く動作しなくなってしまうので、Linux側に読み込ませないようにする必要があります。
読み込ませたくない行の先頭に【#】を付ける事により

『この行はコメント部分だから、Linuxは無視して良いよ~』という意味になります。
これは設定ファイルを一時的に書き換えたい時などには重宝しますね。

一時的に設定を無効化させたい時など、全部書き換えてしまうと
後で再度有効化させる時に非常に面倒です。
しかしコメントアウトを使用すれば、#を付けたり消したりするだけで良いので便利ですね(´∀`*)

 

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