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ls -lのドット

Linux講座

2016.05.18

ls -lのドット

まだ5月の半ばなのに蚊が出てきました!
エアコンをつけるまでもない様な日は、教室の窓を全開にしているのですが
既に何匹かお見掛けしています(*`Д’)
もちろん何箇所か吸われました泣
蚊やりをもくもく炊いているのですが、遊びに来た卒業生さんに

『おばあちゃん家に来たみたい・・・』と言われました。

懐かしい香りですよね。私は結構好きな匂いですが(*´Д`*)

さて、本日は
アクセス権の最後に付いているドットについてお勉強していきます。

ls -l コマンドを実行した時、
アクセス権の情報の最後に【.(ドット)】が付いている場合と付かない場合がありますね。

この最後に付いているドットはどんな意味があるのでしょうか。
調べたので覚え書きとして残しておきます。
まず、アクセス権の最後にドットが付いている状態はこのような感じです。

ブログ1

調べてみたところ、SELinuxサービスが有効状態の時に作成されたファイルやディレクトリにはアクセス権の末尾にドットが付くようになっているようです。

ですので、SELinuxサービスを無効にしてからファイルを新規に作成すると
ブログ2

この様にドットが付かないファイルになります。

因みにこのドットの意味はSELinuxサービスで使用するセキュリティコンテキストの設定がされているという意味です。
ls -Z コマンドで確認する事ができます。
ブログ3

このセキュリティコンテキストを使用して高度なアクセス制限を掛けています。

SELinuxサービスを常時無効にしているのであればあまり気にしなくて良さそうですね。

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