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viコマンドでハイライト表示

Linux講座

2017.02.09

viコマンドでハイライト表示

こんにちは!
先日、当面の目標に掲げていたLPIC102を取得しました~
これでレベル1です!
今度の目標は、LPICレベル2の取得…でしょうか(汗
ちょっと、考えます(≡ω≡.)

今日はまたまたviコマンドについて。

文字列検索をした時に該当箇所が色反転するハイライト表示。結構便利ですよね。

しかし、管理者であるrootユーザの場合、vimコマンドでは使用出来ますが
viコマンドですとハイライト表示がされません。

(一般ユーザであれば、viでもvimでもハイライト表示されるのですが…。)
何気に不便なので、rootユーザでもハイライト表示出来る様にしたいと思い、悪戦苦闘してみました。

以前viコマンドの行番号付加を自動化させる為に ~/.exrc ファイルを作成してその中に
自動化させたい内容を記述させました。
同じような感じでハイライト表示を自動的に使用出来る様にしたいなぁ
と ~/.exrc に設定を追加してみました。

しかしながら、上手く行きません…。

うーむ、と悩んで調べた結果、viコマンドではハイライト表示が使用出来ないようになっているようです。

viコマンドでファイルを開いている時に【:version】とコマンドを実行すると、
現在のviコマンドのバージョン一覧が表示されます。

buro0209_02

ハイライト表示に関する項目はsyntaxという項目です。
buro0209_03 

バージョンを確認してみるとsyntaxが無効になっています。

この場合、【:syntax on】と打ってもハイライト表示が出来ないようです。

vimコマンドのバージョンを確認すると、syntaxが有効になっているのでハイライト表示に対応しています。
buro0209_09 

…という事は、rootユーザはviを使っていて

一般ユーザはvimを使っているって事かしら?

whichコマンドでalias設定がされているか確認。

あ、一般ユーザの場合、aliasで設定されていますね。

buro0209_05

rootユーザの場合は設定されていません。

buro0209_06

同じviコマンドを実行しているのだと思っていましたが、
rootユーザの場合は vi を、一般ユーザは vim を使用していたのですね。

この設定をしているファイルは /etc/profile.d/vim.sh です。

UIDによってエイリアスを設定するかどうかを決めているようですね。

buro0209_07

rootのUIDは0なのでエイリアスの設定がされないようです。

なので、ここの設定箇所の3行目をコメントアウトで無効化するか、
rootの設定ファイル ~/.bashrc ファイルに【alias vi=vim】とでもしておけば解決ですね。
buro0209_08 

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